子供のアナタ、老人のアナタ

「8歳のアナタが一人でシクシク泣いています。

どんな声をかけますか?」

 

「17歳、アナタの、初めての失恋。

どんなアドバイスしてあげましょう?」

 

「24歳、出産前の不安な時。一言言ってあげてください」

 

コーチングの勉強をしている時、こんな質問の手法を習いました。

人生の節目、節目。、先が見えない、何が起こるかわからない、

不安な気持ちがいっぱいでした。

 

その時、アナタは何をしましたか。

どんな言葉や、励ましが助けになりましたか。

先生や友達やご両親や、作家かTVキャスターか、

誰かが言った適切な言葉、

心に響いた経験がありませんか。

 

今のあなた、大人の智恵で、

その時の自分に、どんなアドバイスができるでしょう。

そんな、質問をするのです。

 

実際にコーチングでお聞きすると、クライアントさんは、

少し考えてから、こんな風に言います。

 

「『心配しなくていいよ』って言ってあげる」

「『今はつらいけど、もう少し我慢すれば、もっとよくなるよ』、でしょうか」

「『自分を信じて行けば大丈夫』って言うね」

 

あの時、こういう風に言ってくれる人がいたらなあ、

という感想を述べるクライアントさんもいます。

不思議ですけれど、中には、本当に心の中に声が聞こえた気がして、

「大丈夫」と思ったと、思い出す人もいます。

 

辛い時、物事がうまく行かない時、目標になかなか到達できない時、

渦の中にいて、出口が見えないと思ってしまいがちです。

 

でも、何とか解決し、克服し、次に進んできたアナタ。

その時アナタは、自分なりの智恵を働かせる事が、できたんですよね。

だから、今のアナタがあるのです。

 

30歳の経験と知識があるアナタが、

15歳の悩めるアナタに話かける事ができたら、

どんなに力強い味方になることでしょう。

「見ててごらん、心配ないよ。

今の大変さは、何年後かの肥やしになるからね」

と。

 

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この質問のやり方には、実は、続きがあります。

 

それは、「未来のアナタ」にご登場いただくという質問の方法です。

 

「100歳のアナタ。豊かな人生を過ごしたアナタです。」

(年齢は、100歳でも150歳でも、ご自分で決めてください)

 

未来のアナタが、今のアナタに話しかける事ができたとしたら、

どんな風に言ってくれるでしょうか?

どんな智恵を授けてくれるでしょうか。

 

アナタをこの世界で誰よりも一番、よーく知っている、未来のアナタです。

お爺さんやお婆さんになっても、アナタに本当に幸せでいて欲しいと

願っているアナタです。

 

そして、その100歳のアナタに、今のアナタは何と答えますか。

 

子供のアナタ、老人のアナタ、あなた自身と、今日はちょっと会話をしてみませんか。

 

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