#108 鎮魂

古代インドでは人生の理想的区分を住期(ヒンズー教でアーシュラマ)という言葉で表しました。人生最後の住期は「遊行期」とよばれ、思うままに遊行して、人の言葉に耳を傾け、人生の智慧を授ける住期と考えられました。長野に住む一人のご老人が、自転車に乗って日本全国を巡り、この遊行をします。戦友の霊を慰める鎮魂を果たした原野亀三郎さんのお話です。

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