#35 鉛筆一本

アダム・ブラウン君というアメリカの青年が、世界中に学校を建てたいという夢を持ちます。それは「一本の鉛筆」をねだったインドの少年に会った事から始まりました。一人でも多くの子供たちが教育を受ける場を作りたい、普通の青年がその夢の実現を決心した背景には、ホロコーストで亡くなった遠い親戚たち、そして、自分自身の生死をさまよう体験がありました。

#32 利他の心

新しい遺伝子学エピジェネティックスの考え方では、後天的に望ましい遺伝子のスイッチをオンにできるといいます。誉められるためではなく誉めるために生きるという生き方の例は、良い遺伝子をオンにする事につながるでしょうか。

#30 被害者と加害者

When we come out of qn addictive perspective of being a victim, we realize we too can be a person who causes pain to others. A story from Forgiveness Project teaches us how to allow us to be the person who can forgive ourselves.

人から傷つけられると「被害者」意識を持ってしまうのは人情です。しかし、私たちは誰でも「加害者」になり得る、気が付かないうちになっている事があるという気づきも大切な視点です。

#29 お姫様ごっこ

Give a voice to your needs, wishes and emotions. They can be eloquent. They can reveal what you need t listen to. A self discovery method called "Play Princess" which has a similarity to Gestalt Therapy introduces a way to listen to your inner voice. 

うちなる感情、欲求、希望などの内なる声に、役どころを与えてみて会話をしてみるという自己啓発法「お姫様ごっこ」、さらに心理学療法の「ゲシュタルト療法」のご紹介。

 

#28 心に聴く 瞑想と催眠

A guided meditation is an easy way of starting meditation. Only 5 minutes a day will make a different to enhance your calmness, creativity, focus and attention. Hypnosis is another way to explore about our embedded memories and experiences from which sometime we can learn about ourselves. Both methods coupled with coaching will be a powerful method to build your true strength.

瞑想と催眠は、どちらも心の声を聴く優れた方法です。一日数分の瞑想で創造力、集中力、心の静寂などを高める事ができます。催眠はヒプノセラピストに誘導されて、意識をはっきり持ったまま、潜在意志にアクセスが可能となるパワフルなメソッド。悲嘆催眠、退行催眠、前世催眠など、心理学の分野でも効果のある催眠療法をご紹介。

# 27 「終わり」が「始まり」の物語

Transition has three parts, according to Dr. William Bridges, namely Ending, Neutral Zone and Beginning. Spending time and energy on the Ending will help us go through the new Beginning. Neutral Zone exists so that we can reflect the old and new self.

物語は始めから始まるのではなく、前の何かが終わったところからが始まりです。「終わり」が終わり、ニュートラルなゾーンを経て、古い自分を整理をつけて、本当の「始まり」が始まるのです。

#26 「お断り」とお友達

A young Chinese entrepreneur tried to work on the Rejection Therapy to overcome his fear of rejection. He found out people reject offers or proposals not because they deny YOU, but because various individual reasons. We tend to think rejection is a denial of our existence. Sometimes the fear stops us move forward or take a good chance in life. Why don't we make a friend with something we are most afraid of? 

拒否や頬舌はつらいもの、それが怖いためについつい私達は試すこと、頼む事をあきらめたりしていませんか。cビルゲイツのような起業家になる事を目指してやって来たジアジアン青年は、拒否される事から逃げ出さない事に挑戦します。私達の中で作り上げた恐ろしい物は、実は思っていたものとは違うかもしれないというお話。

#25 私達の中に住んでいる魔法使い

The wizard who can make us stronger, smarter and happier lives not in the far land of the Emerald City but rather inside of us. Some call it subconsciousness and others call it as a creative right brain. We need to learn how to be open to the suggestion to the wizard.

不思議な魔法で、不可農をを可能にしてくれる魔法使い、その魔法使いは、遠くエメラルドの国にではなく、貴方の中に住んでいます。そして貴方の命令を常に実行してくれているのです。でもそのためには条件があります。その条件とは。。。。

#24 空間の整理整頓、心の整理整頓

Yoko Lawless in Washington DC is a unique life coach who believes in harmonizing environmental energy is directly related to our mind and our life success. With her experiences as a HR consultant, in arts and design coupled with research of Feng Shui and KonMari de-cluttering method, she helps her clients improve their surroundings, regain confidence, explore potentials,  and even sell their real estate much higher value than expected.

ローレス陽子さんは、アメリカのワシントンDCから、家やオフィス空間のエネルギーを高めるコーチングというユニークなお仕事をしている方です。

陽子さんのコーチングを受けると、俗に言われる断捨離、お片付け、お掃除のレベルを超え、その人やご家庭の空間にあるエネルギーが、ぐいぐいと上昇します。気持ちのよい空間の創造は、実は心の整理整頓と直結しているのだと陽子さんは、コーチングしてくれます。

#23 僕のお仕事

Do we choose our parents?  Some say NO, yet there are children who still remember the time before they entered the womb that they intentionally chose their mother before they were born . Around age 2-3 years old as soon as they learn to talk, they claim they remembered the memory before time.

胎内記憶がある子供たちがいるという報告を、婦人科医の池川明先生の調査が伝えています。子供たちの記憶には一つの共通点があります。それは、母親を選んで生まれてきたこと。そして、彼らの生はあるはっきりとした目的がある事です。

#22 おいらも柿が好きだ

Listening to someone's inner voice is a work of our inner ears. An small old man taught how to listen to a wounded timid heart with genuine curiosity and compassion 

心の声は、心の耳で聴く必要があります。腕力や威嚇では開かなかった心が、小さなお爺さんの相手を思いやる気持ちで、開かれていったというお話しです。

#21 君はまだ彼の少女を抱き居るか

A story of two Buddhist monks tells us we have the key to let go of our own pain.  When we can not let go and forgive others, it is like a prisoner who locks himself or herself inside the cage. We have the key of letting go and forgiving others and ourselves.

原担山というお坊さんの話です。私達の苦しみは、往々にして自分達が心を解放できない事からくることが多いようです。触女人戒を破った担山をとがめた奕堂坊は、自分で作った檻の中で苦しみます。しかし、檻を出る鍵は奕堂さん自身が持っていたのでした。

#20 ユーマの勇気

Yuma lost his girlfriend to suicide 18 months ago. His long journey helped him grow to be a wiser and stronger man. Yuma shows us resilience in a true sense.

18か月前大切な恋人を自死で失ってしまったユーマは、悲しみと肩を並べて生きる事、そして、その悲しみの体験を他の人にも伝え、レジリエンスそして生きる事の本当の勇気を教えてくれます。

#19 心の脆さ

A social worker and researcher, Dr. Brene Brown explains vulnerability has power to make you find a true happiness if and when you admit that you have it. Vulnerability is a birthplace of creativity, courage and change.

ハッピーになれない人は、心の奥にしまってある、心の脆さ、傷つきやすさを隠しているから。心の脆さは人間の弱さと同じではない。押し入れにしまい込んだ傷つきやすいその声に耳を傾けると、私達は本当にハッピーになれる。

#18 洞窟の話

More than 2500 years ago, a Greek Philosopher Plato told us the Allegory of the Cave where people are chained to face the cave wall. People only saw the shadows of things which were reflected by a large bonfire's distorted light. A man finds out there was true world outside of the cave but no one believes his story. Through a near death experience (NDE) a cancer survivor Anita Moorjani tried to explain a story after death. What are the lessons of these stories?

臨死体験をした香港のアニタさんは、蘇生した後にその体験を回りに人に語りました。しかし、古代ギリシャのプラトンの「洞窟の比喩」の話にでてくる鎖を解かれた男のように、当初アニタさんの話を本気で信じる人はいませんでした。2500年前から、人は今生きるこの世界が幻想の世界なのではないかと考えた用です。ライフとは死とペアで考えるべきなのではないか、というお話。

#17 エマ王妃とキサーゴータミー

Both Queen Emma in Hawaii and Kisa Gotami in India lost husband and a young child. Their pain was deep and intolerable. They found peace only when they realized sadness and pain were a part of life and started helping others. Their stories tell us to step out of our own pain to be compassionate to others.

ハワイのエマ王妃は若くして4歳の幼子を亡くし、続いて最愛の夫を亡くすという不幸に見舞われます。遠くブッダの時代のキサー・ゴータミーも、夫を亡くしてしばらくして赤子を死なせるという悲しみに心を砕かれてしまいます。時代を超えて、二人の女性達は苦しみをどう乗り越えたのでしょうか。

#16 ツキを呼ぶ言葉

Continuously expressing simple gratitude words, thank you, helps change the course of your life. The Magic Words that bring Happiness is what Dr. Tsuyoshi Itukaichi learned from a holocaust survivor in Israel.   

五日市剛さんは、

若い頃イスラエルに無銭旅行をした際、

ヨーロッパのナチスの時代を生きて、

生き残ったというおばあさんに会いました。

このおばあさんは、

ツキを呼ぶ、つまり幸福をもたらすには、

二つの魔法の言葉だけを

言えばよろしいと伝授します。

それまで

人間関係などで行き詰っていた

五日市青年は、

半信半疑ではありましたが、

魔法の言葉というのに

興味を覚え

是非教えてもらいたいと頼みます。

それは、難しい言葉でもなんでもなく、

良い事、悪い事、何が起こっても

「ありがとう」と「感謝します」

という二つの言葉を言うだけでよいというのです。

何か欲しいもの、

達成したいもの、

それがもう達成された、

手に入ったと想像をして、

そして感謝の言葉を言えばいい。

それ以後、

日本に戻って五日市青年は、

だまされたかのように、

この「ありがとう修行」に乗り出します。

はじめは

手にフェルトペンで忘れないように書いては、

ありがとう、

感謝しますと

唱えていたそうですが、

手を洗うと消えてしまうので、

忘れないようにワイシャツの袖口に書き、

最後はワイシャツの袖口が

真っ黒になるまでこの修行を続けました。

そうした所、

それまで行き詰まっていた学業も

順調になり、

博士号まで無事取得し、

良い会社に就職できました。

さらに、人間関係がどんどん改善され、

もっと給料の高い会社に

ヘッドハントされてしまします。

そして、

自分のやりたい研究開発の

開発費までもらって、

次々と人生が好転したんだそうです。

この話は、

同名の本になって出回っているので、

お読みになった方もあるかと思います。

私はこの話をある友人から、

オーディオのCDでいただいて聞いたのですが、

これを聴いて、

インディアンの部族の

ある雨ごいの話を思い出しました。

雨が少なく、

飲み水にも困るような地域に暮らす

あるアメリカインディアンの雨ごいは、

「大地と天の神よ、雨を降らして欲しい」

「雨よ、降ってくれ」

とは祈らないのだそうです。

そうではなく、

心を清らかにして、

すでに雨が降り注ぐ状態、

恵の雨に濡れて、

髪の毛も、

衣服もぐっしょりとなり、

村の中が雨で潤っている様子を、

強くイメージをして、

その状態に、

ひたすら感謝の念をつぶやく、

それが雨ごいの祈りなんだそうです。

感謝する、

その言葉を発する、

そしてもうそれが起こった事、

今ある事という事で、

おそらく自分の潜在意識に

組み込んでしまう、

そして感謝をする、

先ほどのイスラエルのおばあさんの

「ツキを呼ぶ魔法の言葉」と、

とっても似ていると思われませんか?

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